【この記事は2013/01/18に書きました】
ニュースリリースが出た時からこれはヤバイと思い、つい買ってしまいました。
付属のブロックを自由自在に組んで車体をつくり、iPhoneやスマートフォンを使用して操作できる赤外線RCカーです。
製品情報はこちら:
「付属のブロックを〜」と遠回しな言い方をしているのは、これはカワダのnanoblock公式製品では(少なくとも現時点では)ありません。あくまでUTICOというブランドのブロックであるということです。
とはいえ、実際にはnanoblockとの互換性はばっちりなので、シャーシの上にノイバンシュタイン城や鎌倉の大仏を載せて走らせることが可能です。
届いたものは下の写真。なかなか上品なパッケージで良い感じです。サイズ比較でライター置いてます。
で、できたのがこれ。nanoblock互換性の証拠として柴犬の子供を天井につけてます。
組んでみた感じとしては、nanoblockよりもほんのすこしブロックが硬い感じ(特にシャーシ部が)。でも作りが悪くて噛み合わないとかいうのは一切ありませんでした。
赤外線ラジコンの操作に関しては、付属のレシーバをAndroidoかiPhoneのイヤホン端子につけて、UTICOというアプリを使って操作することになります。操作方法はよくあるレーシングゲームの感じですね。ハンドルも使えますが本体を傾けてカーブしたり、画面左側にスロットルのようなアクセル(バック)がついてます。
レシーバ側のイヤホン端子の長さが結構タイトで、ケースが付いてるとそれが干渉して認識出来ませんでした。iPhoneでやろうとしたときこの問題に引っかかったのですが、ケース外すのも面倒なので机のコヤシ状態になっているNexus7に差して使うことに。今更Nexus7にジャイロがついてたことに驚きました。
操作は畳の上はきつそう。前後はいけるけど左右がきついです。もしかしたらブロックを積み過ぎて重いせいかもしれません。廊下はそこそこ走りましたが、廊下の継ぎ目程度でカーブの影響を受けたりするので、あまり操作感がよいとはいえませんでした。タイヤが小さすぎるのもあるのかな?検証してもうちょっとスムーズに動くようにしたいです。
赤外線はレシーバを中心に、環境によるのかもしれませんが半径2m程度でした。まあリビング内で適当に走らせることができるという感じでしょうか。
ラジコンとしてもう少ししっかりしてたらなぁという点が残念ではありますが、付属のブロックはもちろん、nanoblockも使って好きなカタチを作ることができるということは素晴らしいと思います。ただ、複雑な形状を作った状態で壁に衝突したりすると、文字通りバラバラになるところがリアルだなぁ・・・と。