ThinkpadX40、最後のアップグレード:KingSpec KSD-PA18.6-032MS

大昔にサーバとして活躍していたIBM Thinkpad X40は、その役割をEeePC B202に譲ってからしばらくの間、母親のPCとして使用されていました。

それから数年後の今日、母親PCとしての役割も終わり、XPの動作は重いしHDDは不審な音を立て始めたしで、そろそろ使いどころがないかなぁと思っていたところ、X40のHDD規格に対応したSSDがあることを発見。メモリは既に最大の1Gを乗せてる(全1.5GB)し、あとはHDDをSSDに換えてやればまだいけるんでないかということで購入することにしました。

製品情報はこちら:KingSpec【キングスペック】SSD / KSD-PA18.6-XXXMS

20130305:Thinkpad X40、最後のアップグレード01

MLCで32GBという容量はそれほどありませんが、想定している非常用PCとしての用途はしっかり満たすことができます。当時X40とSSDが流行りだしたときはCFとIDEコンバータを使った「なんちゃってSSD」が一般的でありましたが、今では5000円を切る価格で手に入れることができるようになりました。もちろんいっぱしの性能持ったSSDを選ぶには結構な値段しますけど。

OSはXPからUbuntuに変更。USBメモリでのインストールを行う際、最新版の12.04は物理アドレス拡張(PAE)なるもののせいでインストーラすら起動しなかったため、一旦11.10をインストール。そのあと12.04にアップデートしました。黒いMacOSなUIにちょっと吹いた。

動作としてはSSDの甲斐あってそこそこ快適、メモリが1.5GBなため、それに関係する動作は重たかったりするものの、結構動くなという印象です。

Thinkpad X40、最後のアップグレード。最終的には非常用PCという位置づけになりましたが、引退にはまだまだ。せっかくだからバッテリーセルも換えようかな・・・ACアダプタもコードがちょっとねじれてきてるし。

ちなみに、後任の母親用PCは「Toshiba dynabook N300」になりました。自分のiPadを譲ってもいいかなと思ったのですが、兄貴がいつの間にか買ってきてたもので。後日メモリ増設を行い、今では快適に使えてるらしいです。 

20130305:Thinkpad X40、最後のアップグレード02

これの初期設定は自分がやったのですが、ふと思い立ってタンスの肥やしになっていたHana MicronのSSDを使おうとしたところ認識できず。外付けHDDユニットにいれても反応がなかったので、いつの間にかお亡くなりになっていたようです。