Raspberry pi 2で遊ぶ:xfce4を入れてみる

この記事は「Raspberry Pi記事まとめ」に集約しています。

Raspbianに入ってるlxdeがそこはかとなくもっさいので、LinuxMintを使ったときにいい感じだったxfce4を入れたくなりました。

RPiA+にGUIは鬼門すぎるので、もう一台RPi2を用意。というのも、最初QEMUでRaspbian環境をやろうとしたのですが、メモリが256しか選べない、CPUはarmだけど互換品、jessieは動かない、起動したら落ちる、startxしたらパネルの再起動を繰り返す…という感じでエミュレートとは程遠いレベルでした。
英語サイト含めきっちり調べればいけるんでしょうが、そこまで苦労するなら高いもんじゃないし追加でRPi2買っちゃえてのが経緯です。

購入したもの

  • 寺町マルツ:Raspberry Pi 2 model B
  • 【×】寺町パソコン工房:ADATA AUSDH16GUICL10-RM3BKBL
  • 京都ビッグカメラ:KINGMAX KM-MCSDHC10X8G
  • 寺町EDION:ELECOM WDC–150SU2MBK

今回はGPIOを想定しないので、公式7インチタッチスクリーンにつけて、GUIメインでやります。

地雷品だったADATAのmicroSD

これほどまでに相性が引っかかったSDは初めてでした。
RPiのランプは点くけどLCDが壊れたのかと思うくらい真っ暗画面で無反応、試しにRPiA+に挿してたKINGMAXのを使ったら普通に動いたので、完全に相性です。
今後SDはTrancendとADATAは選ばない方がいいでしょう。付属のUSBアダプタはかっこいいんですけど。
現在はRPiA+で使ったKingmaxのと同じものを購入して使っています。

今のバージョンなら動くELECOM WDC–150SU2M

このWifiドングルはドライバが用意されてなくてカーネルヘッダからコンパイルする必要があったらしいです。
今のRaspbian(2015–11–21版)なら挿しただけで動きました。
消費電力が分かりませんがBuffaloのみたいに異常発熱しないし、意外とアリかもしれませんね。ちょっと電波が弱そうですが。

$ lsusb

Bus 001 Device 004: ID 056e:4008 Elecom Co., Ltd

とりあえずセットアップ

主に以下の項目を設定。詳細は「Raspberry Pi 2で遊ぶ」シリーズを参照で。
Lxdeとアプリが混ざると混乱するのでXのないliteを選んでいます。xfce入れたあとlxde消す例が多かったのはそういうことだと思います。

  • RaspbianはJessie liteを使う
  • config.txtにlcd_rotate追記
  • wpa_supplicant、raspi-config
    • 無線ルータの再起動だと自動接続してくれる?
  • ホスト名はgremory。
  • apt-get update, upgrade, rpi-update(何故か消えてたので追加)
  • 日本語フォント、ipv6無効、rootパスワード、ntp
  • vim、vimをデフォルトエディタに

xfce4のインストール

360件くらいインストールされます。

$ sudo apt-get install xfce4 xfce4-goodies

Xがはいったので、日本語変換とVNCをここで入れておきます。

$ sudo apt-get install ibus-mozc tightvncserver

xfce4の切り替え

デフォルトだとxfce4-sessionになっていますが、ここによるとstartxfce4が正しいそうなので変更します。sessionでも大丈夫でしょうけど。

$ sudo update-alternatives --config x-session-manager

alternative x-session-manager (/usr/bin/x-session-manager を提供) には 2 個の選択肢があります。

  選択肢    パス                  優先度  状態
------------------------------------------------------------
 * 0            /usr/bin/startxfce4      50        自動モード
  1            /usr/bin/startxfce4      50        手動モード
  2            /usr/bin/xfce4-session   40        手動モード

現在の選択 [*] を保持するには Enter、さもなければ選択肢の番号のキーを押してください:2

これで、xfce4が入りました。外観がLinuxMintのものとかなりかけ離れているのでテーマの変更をしますが、その前に諸々のパッケージを追加で入れていきます。

追加したGUIパッケージ

使う使わないは別として色々放り込んでみます。

  • epiphany-browser:Raspbian LxDEに付いてくるブラウザ、epiphanyは別物なので注意
  • libreoffice:オフィススィート
  • gimp:画像作成
  • inkscape:ベクター作成
  • fonts-migmix:フォント
  • fonts-ipamj-mincho:フォント
  • geany:統合開発環境
  • mypaint:画像作成
  • clamtk:アンチウイルス
  • guake:ターミナルがロールオーバしてくる
  • nemo:ファイルマネージャ
  • atool:統合アーカイバコマンド、解凍はaunpack
  • shotwell:Picasaぽい画像管理
  • iceweasel iceweasel-l10n-ja:要はFirefox
  • galternatives:update-alternativesのGUI版
  • imagemagick:画像処理コマンド
  • pandoc:ドキュメント変換コマンド
  • w3m:テキストブラウザ
  • trash-cli:削除するとゴミ箱に移動してくれる
  • ufw gufw:ファイアウォール、GUI版も
  • gparted:パーティション管理
  • bluefish:エディタ
  • medit:エディタ
  • chkconfig:サービス管理コマンド
  • watchdog:死活監視。フリーズすると再起動するらしい
  • synaptic:パッケージマネージャ
  • xrdp:リモートデスクトップ

watchdogについて

RPiのSoCにはWatchDogTimerなるものが備わっているそうで、クラッシュすると再起動してくれる機能があります。
結構過剰に反応するようなので、取扱には割と気をつけたほうがいいかもしれません。

参考サイト

$ sudo apt-get install watchdog
$ sudo update-rc.d watchdog enable
$ sudo modprobe bcm2708_wdog

$ sudo vi /etc/default/watchdog
【6行目あたり変更】
watchdog_module=“bcm2708_wdog”$ sudo vi /etc/watchdog.conf
【24行目あたりコメント外し】
watchdog-device = /dev/watchdog

$ sudo /etc/init.d/watchdog start
[ ok ] Starting watchdog (via systemctl): watchdog.service.

xrdpについて

VNCと似たGUIリモート操作系で、これはWindowsのリモートデスクトップで操作できるものです。
VNCと違いRDP接続要求があってからXが立ち上がるので、リソース消費が少しだけマシかもしれません。
Macでの接続は別途「Microsoft Remote Desktop」アプリが必要です。Homebrew CaskになくなったのでAppSotreから入れましょう。

参考サイト

$ sudo apt-get install xrdp

$ cd /etc/xrdp/
$ sudo wget http://w.vmeta.jp/temp/km–0411.ini
$ sudo ln -s km–0411.ini km-e0010411.ini
$ sudo ln -s km–0411.ini km-e0200411.ini
$ sudo ln -s km–0411.ini km-e0210411.ini

$ sudo service xrdp restart

タッチスクリーンLCDが通常OSだとほんと使いにくい

さすがRPi2というべきか、アプリケーションを動作させても言うほどストレスなく利用できるのはすごいです。アップデートやインストールしながらの作業はさすがに重いですが、かなり実用レベルの能力があるんじゃないでしょうか。
問題はタッチスクリーンLCDのほう。解像度が低いからダイアログ類が画面の外にはみ出すのでまともに設定ができません。
たぶんタブレット用に最適化されたOSを使うのが一番いいと思います。arm用はまだ存在しないけど。

xfceのデフォルトUIは思ったほどクールな見た目じゃなかった

どうやら良い感じだったのはxfceではなくてLinuxMintのほうだったようです。というかxfceのインターフェイスがMacOS Xを模倣しすぎ。
すこしでもLinuxMintに近づけるため、使用しているテーマを探しました。
VMwareとかでLinuxMintをCD起動し、外観アプリ?で確認。

  • スタイル、アイコン:Mint-X
  • フォント:fonts-noto

LinuxMintに入っているAdwaitaも主張しすぎないUIなので良い感じ。カタカナでアドワイチャって書いてあったのは微妙でしたが。
それぞれ探してきてディレクトリに放り込みます。

スタイル(Mint-X、Adwaita)

$ git clone https://github.com/linuxmint/mint-x-theme
$ sudo cp -r mint-x-theme/usr/share/themes/Mint-X* /usr/share/themes/

$ git clone https://github.com/thearakattack/adwaita-xfce
$ sudo cp -r adwaita-xfce/Adwaita-Xfce* /usr/share/themes/

アイコン(Mint-X、Adwaita)

$ git clone https://github.com/linuxmint/mint-x-icons
$ sudo cp -r mint-x-icons/usr/share/icons/Mint-X* /usr/share/icons/

$ git clone https://github.com/thearakattack/adwaita-xfce-icon-theme
$ sudo cp -r adwaita-xfce-icon-theme/Adwaita-Xfce* /usr/share/icons/

フォント

LinuxMintに入っていたfonts-notoではなく、日本語フォントに特化したNoto Sans CJK JPを入れます。
NotoフォントはGoogleが用意した細字から太字までカバーした綺麗なフォントで、一部のWebサイトではWebフォントとして使用されています。

$ wget https://noto-website-2.storage.googleapis.com/pkgs/NotoSansCJKjp-hinted.zip
$ aunpack NotoSansCJKjp-hinted.zip
$ sudo cp -r NotoSansCJKjp-hinted/ /usr/share/fonts/opentype/
$ sudo chmod 755 -r /usr/share/fonts/opentype/NotoSansCJKjp-hinted/

後はxfce上でアピアランスを起動し、スタイル・アイコンをMint-XかAdwaita、フォントをNoto Sans CJK JPを選べばOKです。

・・・ここまで書いておいてアレなんですが、これらのスタイルとフォントはVNCやXRDPでは反映されません。
タッチスクリーンLCDか、HDMI接続した画面でしか見れないのが悔しいところです。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中