LiveCDじゃないUSB LinuxをVMware Fusion上で作成する

【追記】Plop Boot ManagerはUSB3.0に対応してない

最近流行?のUSB Linuxは、1CD Linuxと同じLiveCDに保存領域を付加したものですが、これではシステム上の変更ができないためOSやパッケージのアップデートができません。
なので、USBメモリ内にLinuxを普通にインストールするとどうなるか、というのが今回の実験です。もちろんMacでもWindowsでも利用できるデータ保存領域も用意します。
なお、今回はすべての作業をVMware Fusion上で行います。

テスト環境

  • MacBook Air 11-inch, Mid 2012
  • GreenHouse PicoDrive Dual X 32GB
  • VMware Fusionで仮想マシン作成済み

仮想マシン作成済みというのは、わざわざ新規に空の仮想マシンを作成する必要はないという意味です。なので、既にメインで使用しているWindowsが入っていても問題ありません。

Linuxを用意する

Linuxは「Linux Mint(Xfce)」を使用します。OS的にもX的にも軽量だしKDE程インターフェイスがうるさくないので。32bitなのはできるだけ使用できるPCの幅を広げておきたかったから。
Linux MintのダウンロードにはミラーサーバではなくTorrent経由でTransmissionというアプリを使用しました。
このアプリはHomebrew Caskでも取得できます。

  1. Linux Mint(Xfce)32-bitのISOをダウンロード
  2. VMware Fusionを起動
  3. メニューの「仮想マシン」→「CD/DVD(SATA)」→「ディスクまたはディスクイメージを選択」し、ダウンロードしたイメージをマウント
  4. メニューの「仮想マシン」→「設定」を開く
  5. 「起動ディスク」を開き、「CD/DVD」を選択し「再起動」をクリック

これで、ISOのLinux Mintが起動します。

USBメモリにLinux用パーティションを作成、インストール

GpartedでLinux用パーティション作成

起動したてのMintはウインドウサイズが800×600なので、ディスプレイの設定でせめて1024×768くらいにしておいた方が作業しやすいです。

  1. LinuxMintが起動したら、画面左下のスタートメニュー?からGpertedを起動
    スクリーンショット 2015-02-06 12.40.10
  2. ウインドウ右上のデバイスを「/dev/sdb」(USBメモリ)に変更
    ※ sdaは既存の仮想領域なので変更しないでください。
    ※ sdbに変更して操作できなければマウントしている可能性があるので、リストの「/dev/sdb」を右クリック→「unmount」すること。
  3. sdbの領域を選択して「Delete」をクリック
  4. Newで新規パーティションを作成
  5. まずは通常パーティション分22GBを確保
    New size(MiB):20980
    Create as:Primary Partition
    FileSystem:fat32
    スクリーンショット 2015-02-06 12.43.59
  6. 残り領域をLinux Mint用に
    New size:残りすべての容量
    Create as:Primary Partition
    File System:ext4
    スクリーンショット 2015-02-06 12.44.37
  7. Applyをクリックして適用

Linux Mintのインストール

  1. デスクトップにあるInstall Linux Mintを起動
  2. ようこそ:一番下の「日本語」を選択して「続ける」
  3. Linux Mintのインストール準備:「続ける」
  4. インストールの種類:「それ以外」にチェックを入れて「続ける」
  5. 先ほどパーティション設定した「ext4」をクリックして「Change」
    サイズ:最大
    利用方法:ext4ジャーナリングファイルシステム
    パーティションの初期化:チェック
    マウントポイント:/
  6. ブートローダーをインストールするデバイスはUSBメモリのデバイス
  7. スワップファイルの確認が出るがそのまま続ける
  8. ディスク変更の最終確認が出るので、問題がなければ続ける
  9. インストール中はユーザ登録などが出るので適当に答えておく

これで下準備が完了。適当なPCに挿してUSBブートすればMintが起動できます。
これにFAT32領域にPortableAppsからWindows用のメンテナンスツールをぽいぽい放り込めば、Linuxも起動するメンテナンスUSBメモリが完成します。
もちろんLiveCDではないので、OSとパッケージのアップデートもできるようになります。

VMware Fusion上でUSBメモリブートする

Fusionは仕様上USBメモリでのブートに対応していません。しかし、CDもしくはCDイメージのブートには対応していますので、「Plop Boot Manager」というCDイメージを使用すれば、起動時のデバイスを選択することができるようになります。
これを常時マウントしておけば、Fusionの設定から起動ディスクを選択する必要もなくなるのでなにげに便利です。

  1. Plop Boot Manager 5.0からplpbt–5.0をダウンロード、解凍
  2. ファイルがいろいろあるが、「plpbt.iso」のみ仮想マシンフォルダの下にでも置いておく
  3. VMware Fusionの「CD/DVD(SATA)」設定で「CD/DVDドライブを接続」にチェックが入っているか確認
  4. plpbt.isoをマウント
  5. 仮想マシンの再起動
  6. Plop Boot Managerが起動したら、メニューの「仮想マシン」→「USBとBluetooth」→「(USBメモリ名)に接続」を選択
  7. 仮想マシン側のウインドウに戻り、一番下の「USB」をカーソルで選択してEnter

これで、問題がなければLinux Mintが起動します。
Mintの起動時に「attempt to read outside of disk hd0」というエラーが出ますが、ハードディスクからの起動でないために出るメッセージの用です。無視して問題ありません。

Linux MintはGUIがXfceのせいか、USB2.0のメモリでも案外軽快に動いてくれます。3.0のメモリであればほぼ実用レベルの働きをしてくれるんじゃないでしょうか。

【追記】Plop Boot ManagerはUSB3.0に対応してない

SunDiskの超速USBメモリと称されるExtremeを購入したのですが、USB3.0はPlop Boot Managerが対応していないため起動することができませんでした(2.0互換でもダメ)。

直接起動するか、存在するかわからないけどほかのブートマネージャを探す必要がありそうです。

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