iOS4をいれてみたよ

BTキーボードがようやく使える!ということで早速いれてみました。
このiOS4からマルチタスクからなんやら多くの機能がついて、いよいよこの牙城を崩すのは難しいのかなというくらいになってきました。
どんな機能が追加されたかは他のサイトのに任せるとして、今更感はありますがここでは個人的に感じたことを書いていきます。

マルチタスク…?

iPhone登場時から結構騒がれていたマルチタスク。

今回のバージョンからようやく実装された訳ですが、現時点ではほとんどのアプリが「現在の画面でスリープする」という感じになっています。これはまぁいくらiPhoneでもメモリや処理の限界があるので、アプリの対応を待つしかありません。

Evernoteは既にバックグラウンドでの動作ができるようになっており、例えばボイスメモをとりながら別の作業をすることができます。Radikoはまだですがラジ朗はAMFMを聞きながら別作業ができるようになっています。Skypeに関してはマルチタスクに対応したものを近々に出すとのことなので、そう待つことなく本格的なマルチタスクを体験することができるでしょう。…できるでしょうと言ってますが、以前から一応ボイスメモでそれっぽい感じのは体験できますけどね。

ちなみに、現在使用中(起動中ではない)のアプリを表示するには、ホームボタンを2回押せばしたからせり出てきます。切り替えもシームレスで以前の一旦アプリを終了して別のを立ち上げるというプロセスがなくなって便利になっています。

アイコンの中にアイコンが入るよ

従来ホーム画面の一面あたり16個のアイコンしか置けませんでしたが、今回からフォルダのような感じでアイコンの中にアイコンをおくことができるようになりました。

個人的にはやたらアプリを置かない主義なのでいまいち使い所がわからなかったのですが、例えばゴルゴ13みたいなコミック系シリーズ系などをまとめるのにいいのかもしれません。もしくはとにかく一画面に収めたい人とか、フリックが面倒だという人とか。

iBooksでPDFが読めるよ

このアップデートからiPadで使えたiBooksがiPhoneでも使えるようになりました。

iBooks自体の操作感はi文庫や写真ビューアのように左右フリックで見るスタンダードなものです。
驚いたのはiBooks上から画面の光量を変えられること。多分iOS4からの規制緩和の影響だと思いますが、この機能は地味に嬉しいです。ただ、iPadなら気にしなくていい画面タップ拡大できないのは残念。あくまで電子書籍用途で画像を見るものではないから仕方ないとは思いますが・・・

国内の電子書籍市場は案の定な感じなので、いままでせっせとドキュメントスキャナで溜め込んだ雑誌をiBooksで読ませるということが当面の用途になるのですが、いままでやっていた方法では一冊あたり200M相当なってしまい、iPhoneで読ませるという重すぎて読めたものではありません。

そこで、iPhoneでもするする読めるよう圧縮をかけるために、Adobe Acrobat(9以降)にある「最適化」を行うことで、容量を20M程度に抑えることができます。おかげで読み込みもページをめくる速度も段違い!しかも10分の1にまで容量を抑えたにもかかわらず文字の潰れがなく、よほど小さい文字でない限り普通に読むことができます。

そのほか、こまごまとしたところ

地味に良さそうなのが標準で入っているメモ。
メールサービスと連携して書いたテキストをGmail等に同期できるようになりました。ただ、保存したテキストはGmail等メールソフト上で編集ができず、あくまで同期するだけのものとなります。

カメラについては、デジタルズームがついて利便性が上がりましたが、流石にズームすると素晴らしく荒いので真価を発揮するのは画素数の上がったiPhone4からでしょうね。

BTヘッドホンの扱いも若干変わった様で、画面上から音量変更できるようになってました。
一応、前から画面上で音量調節できるものは以前からありましたが、ヘッドホンとiPhone両方の音量が連動していました。今回は別々に操作できます。

iTunes上では、対応アプリ限定でファイルのアップロードができるようになってました。今のところ対応しているのはAir Sharingだけのようです。こんな遠まわしなことせんでもUSBストレージ対応すればいいのに。

ここまで引っ張っておきながら、BTキーボードの件は次回ということで。

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