Gavotte Ramdiskであまったメモリを有効活用

【2009/06/10更新:一部文言等】

メモリ価格の低下と一枚当たりの容量向上に伴い、個人利用で大容量のメモリ搭載が可能になりました。が、32bit版のOSはメモリが最大3.2Gあたりしか使用できません。

そこで、この使用できない領域(OS管理外メモリ)を何とかして有効活用できないかということで、Ramdiskというものが最近はやっているそうです。今回はそのひとつであるGavotte RamdiskをLOOX Rに入れてみたので、その時のメモを記録しておきます。

Gavotte Ramdisk以外にも、IODATAが出しているRamPhantomやBuffaloが最近(6/10現在)出したRamdiskユーティリティがありますが、RamPhantomは有料かつLEですらIODATA製メモリのシリアルが必要、RamdiskユーティリティはOS管理外メモリを認識できない問題があったので、必然的にGavotte Ramdiskしか使えないということになりました。

参考サイト:Gavotte Ramdisk まとめWIKI – トップページ

PC:FMV-BIBLO LOOX R/B70N
OS:Windows Vista Business

手順はさほど複雑ではありません。前提としてBIOS上で搭載したメモリいっぱい認識されているか確認をしてください。他の条件はまとめWikiを参照してください。

  1. まとめサイトより、Gavotte Ramdiskをダウンロード・解凍
    ※できれば日本語をまたがないディレクトリのほうが安全かと。
  2. ram4g.regを実行し、レジストリ変更。
  3. ramdisk.exeを実行(Vistaは管理者として実行)。
  4. 「Install Ramdisk」をクリック。
  5. MediaTypeは「Fixed Media」を選択。他の項目はとくに変更なし。
    ※「Disk Size」に任意の容量を割り当てることができますが、初期値の「16M」を指定した場合、OS管理外の領域すべてを自動で割り当ててくれます。
  6. 「OK」をクリック。
  7. 再起動。

これでRドライブにRamdisk領域が作成されます。メモリ4G搭載の場合は大体1G分使用することができます。また、上記の項目5でMediaTypeに「Removable」を選択した場合、USBメモリと同じような扱い(リムーバブルディスク)になるので、ReadyBoostを使うことができます。ただ、FixedMediaでもReadyBoostの項目がでるのでそんなに気にしなくてもいいかと。それ以前に起動するたびに内容が消去されるためReadyBoost自体意味がないかと。

Gavotte Ramdisk インストール 設定方法 使い方 – GeekなNooblog」にインストール直後はFAT32となっているRamdisk領域をNTFSにする方法が載っています。私の用途はとしては適当にテンポラリやキャッシュを割り当てているだけなので、この設定はしていません。

試しに、休止状態から復帰したときにデータが保持されているのか試したところ(ハイバネーション(休止状態)→ACアダプタ・電池抜き→戻して起動)、ちゃんとRamdiskの内容を保持してました。hiberfil.sysの容量は3Gのままだったので、Gavotteの機能なのかもしれません。

PhotoshopのキャッシュやIEのキャッシュを割り当てたときは速さを実感できなかったのですが、プロファイルのテンポラリとシステムのテンポラリを割り当てたところ、アプリケーションの起動が結構速くなりました。VideoStudioなどの作業フォルダとして割り当てると効果を期待できそうですが、その場合動画の尺が短いならともかく、1Gでは容量が心もとないです。

最後に、各アプリケーションのテンポラリパスの変更方法をメモしておきます。

IEのTemporary Internet Filesを割り当て

IEやIE互換のタブブラウザを使用している人には有効かと思われます。

  1. 「インターネットのプロパティ」を開く。
  2. 「全般」タブの閲覧の履歴項目にある「設定」をクリック。
  3. 「フォルダの移動」をクリックし、Ramdiskの場所を指定。
  4. ログオフを促されるので指示に従う。

プロファイル・システムのテンポラリを割り当て

テンポラリへの割り当てによる効果はそこそこ期待できますが、ソフトによってはパスを決め打ちしていてエラーを吐く場合があるので注意してください。

  1. コンピュータアイコンを右クリックして「プロパティ」をクリック。
  2. タスクの「システムの詳細設定」をクリック。
  3. 「詳細設定」タブの「システム環境変数」をクリック。
  4. ユーザの環境変数とシステムの環境変数に「TEMP」と「TMP」があるので、それぞれの項目で「編集」をクリックし変数値Ramdiskの場所を指定する。
    ※ユーザ環境変数のデフォルト値:%USERPROFILE%\AppData\Local\Temp
    ※システム環境変数のデフォルト値:%SystemRoot%\TEMP
  5. 再起動

Firefoxのキャッシュ割り当て

Firefoxのキャッシュ先変更はabout:configかuser.jsで行うしかありません。IE同様に速度の向上が期待できますがFirefox Portableでの使用には注意してください。

about:configの場合

  1. アドレスバーに「about:config」を入力
  2. 警告画面は「細心の注意を払って使用する」をクリック
  3. フィルタに「browser.cache.disk.parent_directory」と入力し出てきた項目をダブルクリック
  4. Ramdiskの場所を入力して「OK」をクリック
    ※例:R:\TEMP
  5. Firefox再起動

user.jsの場合

  1. user.jsの適当な場所に以下のコードを入力
    user_pref("browser.cache.disk.parent_directory", "R:\TEMP");
  2. Firefox再起動

Gavotte Ramdiskであまったメモリを有効活用” への5件のフィードバック

  1. TEMP,TMPのデフォルト値情報ありがとうございます。元に戻すときに役に立ちました。

  2. マコジン様、再度コメント有難うございます。
    物理メモリの認識容量は機種によって(メモリによって?)ばらつきはあるようですね。4Gに増設してあるデスクトップ機で確認したところ3407076とありましたので。但しこれはビデオカードを増設しているのでオンボードの割り当て分は入っていないです。
    オンボードメモリのメモリ割り当てに関しては、ビデオドライバの関係上、OSが認識している容量から割り当ててるのではと思います。
    この辺は詳しくないので、あくまで推測ですが・・・

  3. akitakaさん、ご返事ありがとう御座いました。
    OSの認識なんですが、4GB(4096MB)に増設して、タスクマネージャーを見ると、物理メモリが2939MBでした。(若干、少ないかと思い、最近出たdynabookの4GB搭載、2009春モデルを店頭で確認した所、2935MBでしたので、当方の認識も正常なのかなと思いましたが、SONYの機種は、3006MB程あり、これは、機種によって、バラつきがあるのですかね。)
    そして、ramdiskが0.99GB(≒1GB=1024MB)の認識でした。そこで下記の点、ご教示ください。
    ①認識合計が2939+1024=3963MB
    4096MBに若干足りないのですが、残りはどうなっているのでしょうか。
    ②物理メモリが2939MBとありますが、ビデオRAM(4GB以上の場合は、最大1342MBが使用される)の分は、この2939MBの中で、割り当てられるのでしょか。

  4. マコジン様、コメントありがとうございます。
    Fixed MediaとRemovable Mediaとの違いはあくまでOSがどのタイプで認識させるかの違いだけのようです。Removable MediaはUSBメモリ的に認識させるものなので、おそらくExplorer上で「リムーバブル記憶域があるデバイス」グループに表示されてしまう、タスクトレイの「ハードウェアの安全な取り外し」にこの項目が出てしまう、といった現象が出ると思います。
    なので、あくまでGavotteを「OSの補助機能」として考えるならば、余計な項目が出ないよう「Fixed Media」で指定しておいたほうがいいかと思います。
    環境変数の指定については、結論としては用途次第です。Office程度なら問題ありませんが、動画編集など大きなファイルを扱うアプリケーションの一時作業領域にTEMPが割り当てられていた場合はもちろん不都合がでます(大抵は作業フォルダを指定できます)。そういえば、IEで1Gを超えるファイルのダウンロードをすると1Gで切れてしまうということはありました。別のブラウザでは問題ありません。

  5. こんにちは。
    私も、この「Gavotte Ramdisk」を入れ、0.99GBの容量が確保されました。主に、IEのテンポラリー置き場に使用しています。ReadyBoostの設定ですが「Fixed Media」でも設定が可能みたいなのですが「Removal」にした場合と違いがあるのでしょうか。512Mb程割り当てています。それと、環境変数をRamdiskuに変更しても不具合等はないでしょうか。教えて下さい。使用PCは、dynabook TX/66G VIsta Home Premiumです。

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